桜も咲き始め、春がやってきた。この春、娘は保育園を卒園した。
保育園へ初めて行き始めたのは、コロナ禍の2020年4月。マスク必須、厳戒態勢のなか、入学式もまともにできないままところから始まった。育児と仕事と家事の両立が果たしてわたしにできるのか、とても不安だった。
当初は、保育園は入れたものの、息子と娘は別の保育園に。しかも方向が全く逆方向の保育園に通うことになってしまい、一緒に入れるまで働かなかったほうがいいのかとも思ったが、それよりも私はいち早く会社に復帰したかった。実際に通ってみると、保育園の送迎というものがこんなにも大変なのかと。保育園を2個はしごすると片道3キロの道のり。夏は暑く、冬は帰ってくるとぽっかぽかになるほど。苦行の道のり。それでもわたしは会社に行くことに喜びを感じていた。
翌年、念願の一緒の保育園に。「よしっ!」
だが、そう思うのも束の間、娘は2歳になりイヤイヤ期絶頂。自転車に乗ることも拒み、保育園の送迎もある意味、過酷な試練に。泣きながら、ムリやりのせたこともあった。周りの目を気にしながらも、駅を爆走。「こどもは泣くのが仕事。泣かしておこう」仕事に間に合うためにはこれしかなかった。必死だったあの頃。今思えば、いい思い出だったな。
そんな毎日でも、保育園の先生はいつも優しく迎えてくれた。泣き喚いて、先生へ押しつけるような日も、先生の「いってらっしゃい」の一言で、わたしは働くことができた。保育園の外まで聞こえる自分のこどもの泣き声。「先生、いってくる」心の中で、いつもそう思っていた。
だがここ2年くらいは、保育園へ送る際「まま、おしごとがんばってきてね」と送り出してくれるようになった。初めて言ってくれた時は、とっても嬉しかった。成長したな。娘はとても手のかかる子だったけど、愛嬌のある子。優しいことばをかけてくれる。
たくさんのともだちに恵まれ、先生の温かさに感謝。時に意見のぶつかり合いでケンカをし泣いたり、たのしいと思うことに、素直に笑い合ったり、はじめて友だちとの関わりに難しさを感じたこともあったと思う。何も考えてないようでも、ちゃんと考えていることを母は知っているよ。
小学校へ行っても、あなたらしく。
一歩ずつ歩む姿を見るのが、とっても楽しみ!


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